2009年8月18日
日清食品、無人島でのサバイバル研修を再開
食品大手の日清食品ホールディングスは、26日から2泊3日で、グループ会社の若手管理職社員を対象にして、瀬戸内海の無人島で生活させる“サバイバル研修”を実施する。
対象は、7月に課長職に昇格した13人に、グループ会社4社の管理職4人を加えた40歳前後の17人。この研修では「チキンラーメン」と水、小麦粉、ビニールシートしか持たされない。まきをひろって火をおこして手作りの道具で調理し、ビニールシートで寝泊まりするなどのサバイバル生活を強いられる。
これをキ〇ガイじみてるって思うのはマチガイでしょうか?
まずここで2日間なら、最悪、水だけでも生活できる。
見る限りでは炭水化物が多く、たんぱく質やビタミン、食物繊維などの摂取が見込めない食事を送らなければならないため、栄養面でも問題がある。
生みの親である故安藤百福氏は、長寿・健康の秘訣は週2回のゴルフと毎日欠かさず食べるチキンラーメンであると言ってるが、それだけしか食べてないとは言っていない。
もし、2日間だけのことだから目くじら立てるなと言うのなら、商品の栄養価を訴える以外に何のためにこのプロパガンダじみた企画をするのか?
社員教育や研修といわれるものの定義で言うと、特定の職務に従事している従業員に対し、当面必要となる職務遂行能力を育成するために、企業主導で行われる活動を教育訓練といいます。
一方、従業員が近い将来必要となる職務能力や企業内外の環境変化に対応するための幅広い能力を育成する活動を能力開発と呼びます。
教育訓練・能力開発には、新入社員から経営者まで階級別に各種のカリキュラムがあり、管理職層の管理者教育はアメリカ空軍から取り入れられたMTP(Management Training Program)が定型的教育訓練で、業務の管理方法や部下の育成方法、人間関係の円滑化など管理能力を高める教育訓練です。
監督者教育にはトヨタ生産方式の祖、大野耐一氏の「whyを5回繰り返す」など有名な問題解決手法などもある。(これに関しては個人的な異論があるので、別の機会で)
集団的教育訓練としては、特定の事例を材料に参加者に問題点を見つけ出させ、ソリューションを討議させるシカゴ大学で導入された訓練法のケーススタディ(事例研究)や、インバスケット、KT訓練、ロールプレイング、ブレストなど様々あります。
これは、参加者の集団帰属関係を一旦切り離し文化的に孤立した状態を作り出すことで、参加者の集団参加欲求を高め、動機付けとして対人的共感性に目覚めさせるとともに、集団形成のメカニズムや集団機能の本質などについて理解させるセンシビティトレーニング(ST)という手法がとられていると思う。
知識よりも感情を重要視する傾向があるため情緒的になりやすい。
現在の多くの自己啓発セミナーの源流と言われているものです。
私は経験上、Off-JTで自らが必要にかられて研鑽する、中でも資格取得など形に残る成果が得られるもの以外にどれほどの効果があるのか疑問である。
当然、目指していたそれを取得できたときにそれまでの抑制していた感情や自制していた行為が報われる。
仮に取得できなかったとしても、そのときの気持ちの高ぶりや習得した知識・経験は何もしなかったものとは雲泥の差が出来るはずである、言い換えると人間と大腸菌ほどの差があると思っている。
社員研修でも強制的に帰属意識を持たせることよりも、組織理論(マネジメント理論)でのモチベーションやリーダーシップの理論が重要なのだと思う。
しかし、イヤだと思うのなら、その会社からは去らねばならないのだろう。
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